The Best Gluten-Free Banana Bread EVER
The best
Gluten-Free Banana Bread
EVER
一口食べるとふんわり
口溶けはしっとり。
バナナブレッドorバナナケーキ。あなたはどちらで呼ぶ派でしょうか?
明確な違いが分からないまま、いやむしろどちらも同じものを指しているのだろうと思い込んだまま、私は今日もこの子を「グルテンフリーバナナブレッド」と呼んでいます。
先日Instagramでグルテンフリーのバナナブレッドについて投稿したところ、レシピのリクエストをたくさんいただきました。
皆さんもバナナブレッドが大好きなご様子。わかります、この素朴なお菓子がクセになりますよね。私も昔から大好きでした。
私のグルテンフリーバナナブレッドのレシピではメインのフラワーに「米粉」を使用します。
この米粉とバナナの組み合わせが実は厄介者で、バナナの水分を吸った米粉のデンプンが加熱により糊化してしまう。
そのため安易に配合や手順を変えてしまうと、いとも簡単にお餅っぽいモチモチ食感に焼き上がるのです。
それはそれで美味しい気もするのですが、私はやっぱりバナナブレッドにはあの”ふわふわ感”と”しっとりとした口溶け”を求めています。
ところがどっこい。蓋を開けてみると「モチモチのグルテンフリーバナナブレッド」を焼いてしまうのです。それも一度や二度ではなく・・・。
その他にもパサパサ系や、カチカチ系、良い感じだけど配合が細かくて難しすぎるものなど、おそらくこのグルテンフリーバナナブレッドを完成させるまでに100回以上は試作をしたのではないでしょうか。 やっと納得のいく焼き上がりになったのと、どうやら再現性もありそうなので、リクエストにお応えしてレシピの公開に踏み切りました! 大変お待たせ致しました。美味しく仕上がっていると思いますので、良かったら作ってみてくださいね♡
食感をとても大切にしたのですが、同じくらい拘ったのが香りです。このグルテンフリーバナナブレッドは焼き上がりが近づくとオーブンからバナナの甘い香りとシナモンの匂いが漂ってきて、部屋中に幸せが広がります。フレーバーはお好みで調整しいただいても食感には差し支えませんが、私のおすすめはオールトッピング(チョコチップ&くるみ&シナモン)。
型のサイズにも拘っています。私が使用しているのは小島ルミ先生監修のミニパウンド型。サイズは内寸135×75×H60mm。レシピではこのミニパウンド型2台分のグルテンフリーバナナブレッドが焼けます。熱伝導がよく側面の焼き色もしっかりとつくので、表面はサクッと中はふわっとしっとりなバナナブレッドに仕上がるのでおすすめです。
ミニパウンド型がない場合はその他のパウンド型やデコレーション丸型・スクエア型などお好みの型でお試しください。焼き時間を少し長めにして様子を見ながら焼成してくださいね。焼き上がりのポイントは部屋中にシナモンの香りが漂ってきて、竹串を刺したときにトロッとした生の生地がつかなければOK。しっかり焼くことで香りと食感が良くなりますが、米粉は小麦粉に比べて焦げやすい上に我が家のオーブンは火力が強めなので、焼き始めて20分〜25分が経過したあたりからはアルミホイルなどを被せて表面が焦げないようにしています。
それでは美味しいグルテンフリーバナナブレッドをご堪能ください。皆様のお口に合いますように。
Enjoy the meal!
The Best Gluten-Free Banana Bread EVER
Course Dessert | Serving 13cm pound cake mold |
Prep Time 15 minutes | Cook Time 35 minutes |
Total time 50 minutes | Author Eri |
The Best
Gluten-free Banana Bread
EVER
Ingredients
《グルテンフリーバナナブレッド》
〜13cmパウンド型×2台分〜
- 無塩バター(常温)/Butter(non salted) 110g
- きび砂糖(*note1)/Cane sugar 80g
- 卵(常温)/Egg( room temperature) 120g(M 2個)
- 完熟バナナ(*note2)/Banana(ripped) 160g(約2本)
- ★製パン用米粉 /Finely ground white rice flour 130g
- ★ベーキングパウダー/Baking powder 大さじ1(1Tbsp)
※ベーキングパウダー によって膨らみに差があるので大さじ1/2〜調整可 - ★ベーキングソーダ(重曹)/Baking soda. 3g
- ★塩(ゲランドの塩)/solt 小さじ1(1tsp)
- ★シナモン/cinnamon 小さじ1(1tsp)
- (option↓↓)
- ☆くるみ/walnuts 25g
- ☆チョコチップ/chocolate chip 10~15g
- ☆バナナ/Banana 1本
Instructions
PREPARATION
・型にベーキングシートを貼り付けておく
・★の粉は合わせてふるっておく
・☆くるみをフィリングに入れる場合は砕いておく
・バターと卵を常温に戻しておく
・バナナはスプーンなどで細かく潰しておく
・オーブンを180℃(338°F)に予熱する
- バターをゴムベラで練ってクリーム状にする。
- 砂糖を全量加えてハンドミキサーの高速でふわふわになるまで撹拌する。
- 常温に戻した卵(必ず常温で)を溶きほぐして、少量ずつ加えながらその都度ハンドミキサーで撹拌して乳化させていく。
- 潰したバナナを半量加えてハンドミキサーで馴染ませるように混ぜる。しっかり生地に馴染ませる。
- ゴムベラに持ち替え、ふるった粉類を加えて混ぜる。グルテンを生成しないのでしっかり混ぜても大丈夫。
- 粉が見えなくなりしっかりと混ざったら、残りのバナナを加えてざっくりと混ぜる。
※半量をこのタイミングで入れることでバナナの果肉感が残ります。 - オプションのくるみ・チョコチップを加える場合はこのタイミングで生地に混ぜ込む。
- 生地を型に半量ずつ入れる。トップにバナナを飾りたい場合は、バナナをカットして表面に軽くポンと乗せる。
※私は中央で2等分した後、それぞれを縦にスライスして2カットずつ乗せて焼くことが多いです。(記事内の写真参照 - 180℃のオーブンで30~35分焼く。
※20分あたりで表面の焼け具合をチェックして必要であればアルミホイルをかけます。 - 焼き上がったらすぐに高い位置(15cmくらい)から型ごと軽くトントンと台に落として、中の熱い蒸気と外気を入れ替える。
※米粉は繊細なので型外しは慎重に行ってください。難しい場合は型に入れたまま15分ほど冷ましてからの型外しをお勧めします。
※網に乗せて粗熱が取れるまで冷ましたら、ラップで包むか食品用ポリ袋などに入れて保存する。
NOTE
- *note1 ・・・きび砂糖は「サトウキビ」由来のものと「甜菜糖」由来のものがあります。甜菜糖はオリゴ糖を含む高フォドマップ食材ですのでご注意ください。
- *note2・・・バナナは海外では青い物の方が低フォドマップとされていますが、バナナに含まれる糖のバランスは熟すことで(もしくは加熱することで)果糖>ブドウ糖→果糖<ブドウ糖に変化します。果糖はブドウ糖と同等以上のバランスであれば小腸で吸収されるため大腸内で発酵しません。